※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

運動はイソフラボンの効果を高める

イソフラボンの摂取と運動を一緒に行うと、イソフラボンのさまざまな効果が高まります。
運動とイソフラボンの摂取は、骨粗しょう症の予防やダイエットにとても効果的です。
また、適度な運動を行うと腸内環境が改善されます。イソフラボンの代謝と吸収には腸内環境が深く関係しており、運動はイソフラボンの効果を高めます。

「運動＋イソフラボン」は骨粗しょう症の予防に効果的

イソフラボンの摂取と運動を一緒に行うと、骨密度が大きく上昇することが実験で確認されています。

・骨密度を高める効果が実験で確認されている
閉経後の女性136名をいくつかのグループに分け、毎日75mgのイソフラボンの摂取や週3回のウォーキングを1年間継続して行ってもらう実験が行われました。その結果、イソフラボンの摂取と運動を行ったグループは骨密度が5%上昇したことが報告されています。
これは、運動だけを行ったグループや、イソフラボンを摂取して運動しなかったグループよりも大幅に高い数値です。また、運動もイソフラボンの摂取も行わなかったグループは、骨密度が1年前よりも低下していました。

・閉経後は骨密度が低下するのが通常
女性ホルモンのエストロゲンは骨の形成に深く関与しています。そのため、エストロゲンの分泌量が減少する閉経後の女性は、骨密度が急激に低下する傾向があり、骨がもろくなる骨粗しょう症の発症率が高まります。
上記の実験では、通常は骨密度が低下するはずの閉経後の女性が対象にも関わらず、イソフラボンの摂取と運動によって骨密度が大きく上昇しています。

イソフラボンは骨粗しょう症の予防に役立つ成分として知られていますが、運動と併用することでその効果がより一層高まります。

イソフラボンの骨粗しょう症に対する効果について詳しくはこちら＞＞

体脂肪の減少効果も確認されている

上記の実験では、骨密度の調査とあわせて、体脂肪への影響についても調査が行われました。
イソフラボンの摂取と運動の両方を行ったグループでは、内臓脂肪を含む体幹部の脂肪が大幅に減少したことが報告されています。
運動だけを行ったグループやイソフラボンを摂取して運動しなかったグループも脂肪が減少しましたが、両方を行ったグループに比べると減少率はわずかでした。

イソフラボンには高いダイエット効果がありますが、運動と併用することでその効果がより一層高まることが、この実験で明らかになっています。

イソフラボンのダイエット効果について詳しくはこちら＞＞

運動は腸内環境を改善してイソフラボンの効果を高める

運動は、腸内環境の改善にも役立ちます。イソフラボンの代謝と吸収は腸内環境と深く関係しており、運動によって腸内環境が改善されるとイソフラボンの効果が高まります。

・運動は腸内環境を改善する
運動が便秘予防などの腸内環境の改善に役立つことはよく知られています。
運動すると、身体の振動や筋肉の動きによって腸内の便の動きがスムーズになります。
また、運動によって血行が促進されることで、腸の動きが活発になります。

運動量の多い人は腸内細菌の種類が多く、腸内環境が通常の人よりも整っている傾向があることが、研究でも確認されています。

・腸内環境が改善されるとイソフラボンの吸収率が高まる
大豆に含まれているイソフラボンは分子量が大きく、そのままでは体内に吸収されません。
イソフラボンは、腸内細菌によって分解されることで体内に吸収されます。そのため、腸内環境が悪化しているとイソフラボンがうまく吸収されず、効果が低下します。
運動によって腸内環境が改善されるとイソフラボンの吸収率が高まり、より高い効果が発揮されます。

・エクオールの産生促進にも効果的
イソフラボンの一種ダイゼインは、特定の腸内細菌の働きによってエクオールという物質に変換されます。
エクオールは女性ホルモンを補助する作用が強く、健康と美容にとても効果的な成分として注目されています。エクオールはその効果の高さから「スーパーイソフラボン」とも呼ばれています。

運動によって腸内環境が改善されると、エクオールの産生が促進されます。
特定の腸内細菌の働きが弱くエクオールを体内で産生できない人も多いですが、運動習慣のある人はエクオールを産生できる割合が高いという調査報告があります。

適度な運動とイソフラボンの摂取を併用すると、高い健康効果と美容効果をもつ体内のエクオールが増加します。

エクオールについて詳しくはこちら＞＞