イソフラボンの一種グリシチンの特徴

イソフラボンにはいくつかの種類があり、そのうちのひとつにグリシチンがあります。
グリシチンは、糖が付属した「グリコシド型」イソフラボンの一種です。グリシチンから糖が外れたものはグリシテインと呼ばれます。グリシチンを摂取すると糖が腸内細菌によって分解され、グリシテインの状態で体内に吸収されます。
グリシチンは大豆胚芽に主に含まれていますが、ほかのイソフラボンに比べて含有量が少なめです。

グリシチンはグリシテインと糖の化合物

グリシチンは、グリシテインに糖が付属した配糖体です。
糖と糖以外の化合物が結合したものを配糖体といい、配糖体はグリコシドともいいます。
また、配糖体を構成する糖以外の部分をアグリコンといいます。
イソフラボンは、配糖体である「グリコシド型」と、グリコシド型から糖が外れた「アグリコン型」に分けられます。

グリシチンはグリコシド型イソフラボンのひとつで、アグリコン型イソフラボンであるグリシテインに糖が付属したものです。
グリシチン以外のグリコシド型イソフラボンにはダイジンとゲニスチンがあり、それらから糖が外れたものはダイゼインとゲニステインと呼ばれます。

グリシチンは分子量が大きいため、そのままでは体内に吸収されません。
グリシチンを摂取すると、腸内細菌の働きによって糖が分解され、分子量が小さいグリシテインに変換されます。グリシチンは、腸内細菌によってグリシテインに変換されることで体内に吸収されます。

グリコシド型イソフラボンについて詳しくはこちら>>

アグリコン型イソフラボンについて詳しくはこちら>>

グリシチンは含有量が少ない

グリシチンは主に大豆胚芽に含まれていますが、ほかのイソフラボンに比べて少量しか含まれていません。
大豆全体のイソフラボンに占めるグリシチンの割合は、5-10%程度です。大豆胚芽のみから抽出したイソフラボンでも、グリシチンの含有比率は20%程度です。
それ以外の多くは、ダイゼインの配糖体であるダイジンと、ゲニステインの配糖体であるゲニスチンが占めています。

グリシチンは含有量が少ないため、大豆イソフラボンの生物学的効果を主に担っているのはダイジンやゲニスチンと考えられています。
そのため、グリシチンやその代謝物であるグリシテインに関する研究報告は、ほかのイソフラボンに比べて少数です。

グリシチンの代謝物であるグリシテインの効果

グリシチンは、腸内細菌によってグリシテインに変換され、体内に吸収されます。

グリシテインの効果についての研究報告は比較的少ないですが、アルツハイマー病の予防効果を確認した研究報告があります。
また、グリシテインが腸内細菌によって代謝されると、高い美容効果や健康効果のあるエクオールが生成される可能性があることが、研究で報告されています。

グリシテインの効果についてはこちらの記事で解説しています>>

そうした有益な効果の一方で、グリシテインはイソフラボンの代表的な作用であるエストロゲン様作用が非常に弱いことも確認されています。
エストロゲン様作用とは、女性ホルモンのエストロゲンの働きを補助する作用です。イソフラボンのエストロゲン様作用は美容や更年期障害の症状改善などにとても効果的ですが、そうした効果はグリシテインには期待できません。

イソフラボンのエストロゲン様作用について詳しくはこちら>>

グリシチンのダイエット効果を示す実験報告がある

グリシチンをラットに与えたところ、ダイエット効果が確認されたという実験報告があります。

ラットの卵巣を摘出すると、ホルモンバランスの乱れによって腹部に脂肪がつきやすくなります。
そうした処置を行ったラットにグリコシド型イソフラボンであるグリシチン・ダイジン・ゲニスチンをそれぞれ投与したところ、グリシチンやダイジンを与えたラットは腹部脂肪や体重、血液中の脂質が大きく減少したという実験報告があります。
なお、この実験ではゲニスチンに脂肪の抑制効果がみられなかったことも報告されています。

以上のような身体に有益な効果を示す研究報告はあるものの、グリシチンやグリシテインに関する研究は、ほかのイソフラボンに比べると少数です。
グリシチンの効果に関しては、今後のさらなる研究が期待されています。

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